ミモリアル

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10/16-10/22 「ウケる」の解剖、ゆとりツーマン、ソロ曲配信

今週は吉原くんのスタミュミュ出演とソロ曲配信開始という、うれしいことが続いた。うれしい!

個人、グループ合わせてたくさんの告知があることもうれしいし、来年2月までの予定が出ていることもうれしい。会える機会がたくさんあるんだ。焦らず無理せず、ご縁のある時間を一緒に楽しんで行きたい。

以下、今週の日記。


2023.10.16.mon スタミュミュ新キャスト

◆吉原くんがスタミュミュの新キャストとして出演することが発表された。

忙しいな!連日うれしい解禁が続き、目が回る!
吉原くんを口実に京都に行けるぞ!

2023.10.17.tue 金木犀香る、「ウケる」の解剖

◆絶叫城殺人事件、昨夜読了。

◆昨日、不注意で顔をぶつけてしまったんだけど、今のところ目立つ痣になっていないようで安心。マスクで隠れるか微妙な場所。

◆外を歩いたら金木犀が香っていた。ここのところ椅子に根を生やしていたので気づかなかった。

◆吉原くんインスタライブ。
スタミュミュ新キャスト発表に対してTwitter1でいろんな反応をもらった中で、「吉原スタミュにいるのウケる」があったそうな。実はわたしも見かけた2。他にも大量に草(wwww)を生やした反応を見た。
彼がそれを見かけたことにより落ち込んだわけではないらしいけど、「どういう感情で『ウケる』という言葉が使われたのか」疑問が残ったそう。わたしも気になったので、考えてみる。

大前提としてTwitterは140字で気軽に近況を発信するツール3なので、自分が今どんな感情で、どんな経緯で「ウケる」という言葉を選んだのか説明はない。本人も深く分析した上で発信していないだろう。
今回の発言も紐解けば「知ってる作品に思わぬ知った人物が出演していて驚いた」じゃないだろうか。大量の「wwww」を生やした反応も、おそらく驚きのあまり笑ってしまったというニュアンスだろうと思いたい。「自分の庭だと思っていた場所に思わぬ人物が参入し、驚いた」と。
そうでなければ、出演者の発表だけで「ウケる」「wwww」の語を選ぶような「面白さ」が発生するのは(よほど演者をバカにしている場合を除いて)不自然だ。往年の若者言葉「ヤバい」に近い選出なのかもしれない。

吉原くん他、芸能人やインフルエンサー、企業公式アカウントは言葉を選び文章を吟味し、その上で発信してもなお文句を言われる立場である。対して一般のユーザーはよっぽどのバズりがないと矢が飛んでこない。攻撃されることがないので、発言にいちいち気を遣う必要を感じない。
わたしはここ1~2年でこの考えを改めた。ハッシュタグをつけていない何気ない発言に、女子プロレスラーからいいねが飛んできたから。見られている。誰でも見ることができる。だとすれば失礼な発言はもちろん、誤解を生むような発言もできない。

「自分は相手を知っているが相手は自分を認知していない」と思っていると、「自分の言葉が相手の目に触れるわけもない」と思い込んでしまうのだろうな。テキスト情報がインターネット回線に乗って届いてしまうだけなので、そこに関係性は影響しない。

意図せず言葉が届いてしまうのは「おすすめ」タブが影響しているのではないかと思う。
「おすすめ」タブはTwitterのAIが勝手に判断して投稿をフォロー外に見せびらかしてしまう、おせっかい機能である。自分をフォローしてくれてる同志に向けて投稿をしたはずが、フォロワーのフォロワーですらない、縁もゆかりもない人間のもとにも届いてしまう迷惑仕様である。
以前、2.5次元舞台作品のフォローや発言を増やした際、おすすめ欄に原作のBL二次創作が流れてきてしまったことが何度かあった。わたしでそうなら関係者にも届いてしまう可能性がある4。二次元のオタクはいまだにTwitterを自分たちの庭だと思い込んでいるかもしれないけど、公式と二次創作がすっかりシームレスになってしまっている。

ちなみに「ウケる」は大阪の人間に言うと不快がられるらしい。前にケンミンショーで観た。

◆明日上げるブログ用の挿絵を描いた。

2023.10.18.wed ○○で○○生活

◆よゐこの○○で○○生活、新作!うれしい!
よゐこチャンネルが充電期間に入ってしまい、すっかり飢えていた。やっぱりこのノリが良い。


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2023.10.19.thu

◆昨日は夕方のうちにブログを更新したので早寝。遠野物語の序盤を読みながら瞼が重くなっていき、「こ、これからなのに~…」という気持ちで寝入った。

◆ボイメンパークは35分間この画面だった。経験上、ところどころ映る場合もあるので画面をつけたまま粘った。静かな画面を横目に、絵を描いて過ごした。

天気が良い日は映らない。

2023.10.20.fri 平松吉原ツーマンライブ

◆昨日も早寝。今日のゆとりツーマンに備えて体調は万全!肌のハリもあるぞ!

◆出発目前、また「行きたくない」を発動している。本当にこれが何なのかわからない。手足のしびれもあり、この規模の症状は去年の韓国フェス以来。韓国フェスの時はもう会場の目の前、松坂屋のベンチで発動していた。「行きたくない」も何も、もう来ているのに。この日もイベント後は「行ってよかった」になったので、今日だって当然行くべきなのはわかっている。

引き返そうとする足を見張るように、俯いてバスを待っていると、apple watchに吉原くんのツイート5通知が届いた。
それにどんなコメントを返そうか考えているうちにバスが来てしまい、そのまま乗り込んだ。自分を取り巻く状況が行かせようとしてくる。行くべきなのはわかっている。

◆平松賢人×吉原雅斗 ツーマンライブ。

下手側の袖から吉原くんが1人ステージに登場し、夢で終わらないでの冒頭を歌い始める。ワンフレーズ歌い終えた頃、上手側から平松さんが登場し、歌い始めた。もうこの登場演出からかっこよくて、「ゆとりツーマンに来たんだ」と実感した。こんなオシャレなことを持ち小屋でサラリとできてしまうところが、このふたりのツーマンの強み。たちまち非日常へ。

続くDo-Dah-Dahでは歌い方に遊びが増える。相手がこう歌ってくれば、じゃあこんな風に歌ってみようかな、と返す。それを受けてまた返せば、また新たな色で返してくる。まるで会話を楽しむかのように、音楽を楽しんでるな、と感じた。本人たちも「ふたりだとやれることが増えるから楽しくなっちゃう」と言っていた。

灼熱ロマンスfictionを順にソロで歌唱。それぞれの持っている色が濃く出ていた。
今回は前方の席だったので、ほどよくファンと平松さんとに挟まれ、臨場感のある灼熱ロマンスを堪能できた。この曲はファンが賑やかしを任され、演目を一緒に作る楽しみがある。
一方、fictionは彼の一声が会場の温度を作った。吐息、力のこもる指先、潤む瞳。繊細な表現に心を奪われ、夢見心地を味わう極上の時間。

お互いの持ち歌を交換して1番だけ歌う、というコーナーがあった。
平松さんが歌ってくれたfictionは、吉原くんが歌うときとガラリと色が変わった。吉原くんは「歌声がピュアで余計つらい」と言っていたし、平松さん本人も意識して落とし込んでいたそう。
吉原くんの灼熱ロマンスは完全にギャグに走っていて、平松さんに突っ込みを入れてもらいながらのパフォーマンスとなった。下手から上手へ歩くだけで「フゥ~~~↑」と客席を沸かせていたのが面白かった。「フゥ~~~↑」は言う側も言われる側も気持ちがいい。

そして待望の、新ソロ曲の解禁。
今夜解禁できる情報は「ジャケ写」「音源の宇宙初披露」「楽曲の配信販売開始時間」「モノローグの初披露場所」となった。


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平松さんの新曲、ア・ヤ・シ・イ・ネは懐かしくポップ、明るい曲調で気持ちよく走り、初めて聴く人も自然に乗れるだろうと感じた。超絶速いラップパートがあり、そこにこの曲の真の部分があるらしく、わざと聞き取りにくい速さにして隠しているそう。演歌歌謡とラップ、古き良きに新しさも混ぜ、先進的な1曲だなと感じた。

ジャケ写は配信媒体ごとに異なるデザインで、引き~寄りの3パターンの平松さんが映っていた。曲名のフォントも3種すべて異なっていたことに驚いた。曲名ロゴは固定だと思い込んでいた。そういうものなんだろうか。案を1つに決め切れなかっただけじゃないだろうか。
ちなみに撮影を担当してくれていたカメラマンさんが急遽帰らなくてはならなくなり、たまたまそこにいた谷口社長が代打を務めたものが採用されたらしい。こういう面白エピソードが実にフォーチュンらしい。


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吉原くんのソロ曲、モノローグのジャケ写が出たとき、すぐに「平松さんが撮った写真だ」とわかった。初めて見る写真なのに、もう何度も見たような親しみがあった。この絵は平松さんにしか撮れない写真だ。「もしハズレだったらわたしは自分のことが許せない」と思って震えていたが、やっぱり平松大先生の御手で撮られたものだった。安心した。よかった、まだわたしの目は狂っちゃいない。

吉原くん自身も、モノローグの完成音源を聴くのはこれが初めてだったらしい。アーティストとファンが同じタイミングで完成品を耳にするなんて。
歌い出しから、知らない彼の姿があった。「新しい姿だな」と感じた。これまでの彼の歌といえば、感情に全振りし、胸を揺さぶるような声で圧倒するものだった。366日のように、もう届かないものへの思いや願いが決壊した曲が彼の十八番だった。今回の歌声は違う。感情の波風を立てず、曲名の通り、独白するような歌声だった。誰かに訴える歌ではない。誰にも訴えられない思いの告白だから、この歌声になったんだ。懺悔と祈りの歌だった。

最後の曲、Let’s Goは意外にもふたりで歌ったことがないらしい。なかったっけ?と思い振り返ったら、わたしの記憶に残っていたのは2019年4月の合唱部3人(本田・平松・吉原)でのシアターライブだった。そうか、2人ではないのか。歌詞中に「ふたりなら大丈夫」と言っているのに、デュオとして意識することがなかったのが不思議。
ライブの締めだけど、始まりのようなパフォーマンスだった。

家に帰り、湯舟で24時を待って各ソロ曲をDLした。
itunesに吉原くんの名前がある。うれしくてたまらなかった。

モノローグ

モノローグ

  • 吉原雅斗
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes
ア・ヤ・シ・イ・ネ

ア・ヤ・シ・イ・ネ

  • 平松賢人
  • 歌謡曲
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

◆吉原くんのtiktok liveを少し。わたしが合流したのは終わりがけだったらしく、「あと1回モノローグを聴いたら終わります」という頃だった。彼は喋るのを控え、みんなでしっとりと聴く時間となった。

大人の恋の曲だけど、わたしたちの関係にも似ている。どれだけ一緒に過ごし、同じ夢を見て通じ合っていても、わたしたちはお互いの「たったひとり」にはなれないし、お互いの葬式にすら行けない。

2023.10.21.sat 名古屋をどりNEO傾奇者

◆朝起きれたので、名古屋をどりへ行ってきた。
去年ですっかりドハマりしてしまった。今年も本田さんの女形を堪能できること、去年「素晴らしい役者さんだな」と思った名古屋山三郎さん・華月奏さんを拝見できることがうれしかった。

快晴の鶴舞。名古屋市公会堂。

当日券で最前列の座席も選べたけど、去年も同じ経緯で最前列に座ることになったので、今年は景色を変えたくてバルコニーの席を選んだ。柵が視界に入り煩わしいものの、舞台は近く、演者の表情が見やすかった。

今年のメインゲスト、友近さんによる歌が見ものだった。ミュージカルのように芝居の間に歌や踊りが挟まる構成で、友近さんが歌い出すと歌謡ショーのような雰囲気になった。空気を支配するのが巧みな人だ。友近さんのデュオのパートナーを務めた華月奏さんも素敵だった。

今年の本田さんは美しい女形というだけでなく、本田さんの持ち味もフルに発揮されていた。この二面性は普段の本田さんに対する客観的なイメージに近いと思う。宛書のような役だったな。

彩菜ちゃんはコントラストの強い2つの姿を演じこなしていた。訛りのある仮の姿のおぼこさは彼女の持つ初心なイメージにぴったりだったし、真の姿の華麗で色気を纏った姿は壇上で大きな輝きを見せていた。見惚れてしまった。

共通の出演者がいる関係で、義経千本桜のフライヤーもいただけた。誤植有りの初版でレア。

◆帰りにコンタクトのストックを買った。

◆義経千本桜のチケットを発券した。4公演、上手下手中央、まんべんなく席がご用意された。いろんな景色が見れそう。楽しみ!

◆新日本、スーパージュニアタッグリーグ開幕。初日からHOTが全員駆けつけて大暴れしてくれた。おかげでBUSHIティタン組の大立ち回りを堪能できた。かっこいい!
ところで、わたしは当然のようにEVILさんの介入を期待してしまっているけど、EVILさんはシリーズ休まなくていいんだろうか。このまま次のタッグリーグも出るだろうに。

2023.10.22.sun

◆今日は冷えがひどく、1日中こたつに入っていた。絵を描いたりネイルをしたりという創作活動的なことはできず、スイカゲーム、スプラ、Youtubeをぐるぐるし、頭をからっぽにして過ごした。

その他あれこれ

◆どんな界隈も先住民が排他的であれば廃れていくなあと感じる。新しく誰かが足を踏み入れようとしたとき、わたしがそれを阻む存在ではありたくない。


  1. Xともいう。
  2. 同一のものかは不明。わたしが見たのは「よしぴ」呼びだった気がする。オタクなのかオタク"だった"のか。
  3. 大昔のTwitterの投稿フォームには「いまなにしてる?」と書かれていた。
  4. 「関係者はすべて先手ブロックしてます!」という対策を施している可能性はあるが、アンサンブル裏方他すべてを把握してブロックできるマメな人間ならば、そもそも公開アカウントで投稿していないだろう。
  5. ポストともいう。