ミモリアル

スーパー・ストロング・メルヘン・マシン

7/8-7/14 吉原雅斗ソロシングル「Last Forever」発売、なつの!大おんがく祭!!

吉原くんの初めてのソロシングルが発売となり、お祭り騒ぎだった。

実際のところ、CDの現物を手にしたときは言葉にならず、ただ胸の中にうれしさがいっぱい、破裂しそうになっていた。ふさわしい言葉が「うれしい」しか見つからなかった。うれしい!

週末には、ボイメンとBMKとクレイ勇輝さんの夏の祭典に参加した。去年参加したCOLORZという音楽イベントがとても楽しかったので、今年も開催されてうれしかった。

以下、今週の日記。


2024.07.08.mon

◆ゆとりコンビの各ソロ曲発売が明日に迫り、土壇場になって描きたい絵が降ってきた。いつも土壇場。計画性をもって早めに着手して、うんうん唸って生み出そうとしても無理。わたしはそういうタイプの絵描き。自分の特性にもう慣れてしまったので、今回は直前の土日をのんきに過ごしていた。案の定、今朝の今朝、始業前にコーヒーを飲んでいたら唐突に案が降ってきた。ほれみぃ!と思いながら、手帳にラフを起こし、そわそわと仕事をこなした。

◆帰宅し、作業。レイヤー数が嵩むと見越して、作業は普段使っているipad miniではなくipad airにした。マシンパワーに差がある。普段使っているブラシをDLし直すことから始めなければならず、足踏み。でも作業に取り掛かると、想像よりスルスル進んだ。

2024.07.09.tue Last Forever/ア・ヤ・シ・イ・ネ 発売日

◆日付を跨いで発売日になってしまったが、無事に完成。

祝!Last Forever/ア・ヤ・シ・イ・ネ発売!

描き終えてすぐに投稿しようと思ったが、音源配信が始まっているのでそちらの購入と拝聴を優先した。

Last Forever

Last Forever

  • 吉原雅斗
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

ア・ヤ・シ・イ・ネ

ア・ヤ・シ・イ・ネ

  • 平松賢人
  • 歌謡曲
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

◆起きたら腿の裏がつっていたし、寝坊した。

◆MVが公開された!


www.youtube.com

うっすらと白い雲に覆われた空。街灯の小さな光が灯っているだけの屋外。彼が歩み出し、眩しい光へと足を踏み入れる。すると場所は劇場に。力強くまばゆい照明の光を背に受けて、彼は力強く歌い上げる。展開は穏やかであるが、ゆっくりと確実に、希望に大きく踏み出す姿を描いたMV。

終盤、女性ダンサーが現れた瞬間、先月行われたライブでのタムさんのコンテンポラリーダンスがチラついてしまい、集中力を欠いてしまった。しまったな~~~~~!と、頭を抱えて苦笑した。順番が悪かった。逆ならきっとよかった。このMVがあった上で、根性の拳でタムさんのコンテンポラリーを見たなら「あれのパロディーだ~!」で済んだ。タムさんだってマジメに踊ってくれているので、笑うことではないのはわかっている。だけどあの楽しい思い出が先に来てしまうとダメ。浮かんでは消えるタムさんの姿。

誤解のないように念を押すと、このMVは素晴らしい映像作品である。わたしの鍛錬が足りていないだけ。日々精進。

こちらはア・ヤ・シ・イ・ネのMV。


www.youtube.com

◆吉原くんのインスタライブ。ソロシングル発売記念の、取り急ぎのおめでとう会だった。彼は東京の寮ではなく宿を借り、そこから配信していた。先ほど公開されたMVの話、稽古場でCDを配ったら温かい声をたくさんかけてもらった話、弁慶役の栗原さんなどから「聴いたよ~」と連絡をもらった話。

わたしも吉原くん本人も知らなかったのだけど、オリコンデイリーにランクインしていたらしい。平松さんが2位、吉原くんが4位。吉原くんが「悔しいなあ」と漏らしており、一瞬、コメント欄のオタクが「もっと買えばよかった」「けんちゃんはたくさんリリイベしてた」などとしおしおしたが、彼は「そういうことじゃなくてね」と言葉を尽くして説明してくれた。彼の感じた悔しさは、順位や数に基づくものではないんだろうな、と思った。

もちろん、この順位は記録に残り、世間的には重視され、ライバルであるふたりはずっと比較される。そういった点において、悔しいというのはあるだろう。だけど彼の心残りは、リリイベを走り切ったと言い難いことなのではないか。4位という数字にも、あまり実感は沸いていないのかも。彼はずっと舞台の稽古で忙しかった。彼の動ける範囲では精いっぱいの数のステージをこなしていたと思う。だけど平松さんが踏んできた数、そして彼自身が今までに踏んできたリリイベと比べてしまうと、物足りなさを感じてしまうのではないか。平松さんの努力が大成することなど、隣で見てきた吉原くんが一番よくわかっていただろうし、結果に関しても凡そ予感があっただろう。「やり切った!その上でぶちのめされたぜ!悔しいぜ!」ではないことが悔しいのではないか。

彼はあれこれ思案し、「オリコンの数字も大事ですけど、発売して何年も経ってから急にバズることだってあるし、ずっと愛してもらえる曲になったらいいですね」という言葉に着地していた。わたしにとっても、それが一番の望みだった。彼の歌がたくさんの人の心を照らし、長く愛されて欲しい。音楽業界の商業的な側面、オリコンランキング、シャンパンタワーならぬCDタワーでの殴り合い。これはとっくの昔に、ランキングの意味が逆転してしまっている。「何年も経ってから急にバズる」は「多くの人に愛されるからCDが売れる」という、オリコンランキングの真の意義に戻っているのだ。

祝いの席ということで、コメント欄に「乾杯しよう」と促され、彼はデカいペットボトルのお茶で乾杯してくれた。わたしもぬるくなった麦茶を画面に差し出した。良い日だな。

◆配送分のCDが到着したので開封した。開けてまず、CDの帯の部分に「韓流クラス エンディングテーマ」と煽り文が入っており、うれしくて飛び上がった。実際にエンディングで流れているのを目の当たりにしていたが、こうして文字で飾られているのを見て、よりうれしかった。

宝物の1枚。

10年。彼と初めて対面し、グループのCDジャケットにサインをしてもらってから、まもなく10年が経つ。彼にとっては14年。わたしにとっては10年。ようやくの、待望の、念願のソロCD。

2024.07.10.wed

◆先週の週報を上げた。

2024.07.11.thu

◆ボイメンパーク、四日市。食品サンプルの体験と、漁網アート体験。本田さんのソロでのロケは、安定感がある。そつなく進行していく中でも、ちょっと理論的にしゃべりすぎてしまうところを番組によって俯瞰でイジられている。この抜け感もよい。

2024.07.12.fri

◆スターダム、大阪。ワールド生配信があったのでリアタイ。ワールドに契約してから確実にQOLが上がっている。たとえ配信であろうとも、試合やライブはリアルタイムで見たほうがいい。自分が彼ら彼女らの物語の一部になれるから。

2024.07.13.sat

◆8月の箕面のチケ取りをし、出発。今日はCD回収と、先週作ったメガネの受け取り。

HMV栄、パルコタワレコで無事に予約分のCDを受け取った。持ち帰り用に紙袋を持参したが、タワレコでは袋に詰めてくれた。

パルコの地下のnana's green teaで昼食。ランチセットのだし茶漬けに、課金してパフェをつけた。

ぱへ!

抹茶味のデザートはもともと好きだけど、ポポと過ごすようになってから選ぶ機会がグッと増えた。

◆メガネの受け取り。新しいメガネは今までのものよりレンズの面積が大きく、視界が広くなったため、最初はちょっと見えすぎてる感じがした。すぐに慣れた。肝心の眩しさ軽減はどうなのか、今のところはあまりわからない。週明けの出勤が楽しみ。

◆帰宅し、スプラのフェス。宮殿チーム。

2024.07.14.sun ボイメンとBMK なつの!大おんがく祭!!@Lives Nagoya

◆ファンタスティカマニアUSAを観ながら支度。救世主、ウィロー選手の登場に会場はゴキゲンだった。石森さんも解説で「困ったときのウィロー」と言っていたけど、本当にいつも助かっている。

◆ボイメンとBMK なつの!大おんがく祭!!@Lives Nagoya
ポートメッセでペット博をやっているらしく、メイカーズピア近隣はワンちゃんだらけ!人よりワンちゃんに道を譲ることが多かった。人波ならぬ犬波をかきわけ会場に到着。物販に並んだ。

Lives Nagoyaに来たのは、2023年10月末のゴリランドジャパン( 10/23-10/29 ハロウィンライブ、ゴリランドジャパン - ミモリアル )以来だった。Lives Nagoyaは横長の箱で、客席エリア後方の音卓前からでもステージが近く見える。ステージ上と客席エリアにある柱さえうまく避ければ、どこからでも見やすい。そして、トイレがきれいで個室が10個ほどあるのがうれしい。

入場し、ドリンク代を支払うとドリンクコインを受け取る。このドリンクコインは場内の自販機で使用するか、会場を出たあとメイカーズピア内の所定の店舗でドリンク引き換えができる。わたしは今回、昼は会場を出てすぐ正面のカフェレストランで交換し、夜は自販機で使った。

開演。

BMKのオーバーチュアがかかり、BMKパートが始まった。1、2曲聴いているうちに急激に頭痛に襲われ、やむなく薬を飲みにトイレに駆け込んだ。天気がグズついているし、気圧のせいだろう。トイレにいても会場の音は聞こえるので、焦らず薬を探し、服用した。先ほどまでいた場所に戻るのは大変そうだったため、トイレから近い下手のエリアからライブを観ることにした。気圧のせいなら吐き気が襲ってくる可能性もあり、トイレに近いほうが安心だった。

BMKのパートが一旦区切られ、ボイメンのオーバーチュアが流れる。スタンドマイクを持ったメンバーが登場した。着いた立ち位置で曲を察し、思わず悲鳴を上げてしまった。頭の中のフィルム!昼の1曲目からフィルム!吉原くんを迎えての5人編成、それをフル活かしするようにこの曲を持ってきた。ソーレが続き、会場はうりゃおいを絶叫。ボのオタクもBMKのオタクも、ここにいる多くの人間がソーレを通ってきている。YAMATOもまた、そうかも。

平松さんによって煽りに煽られて期待を上げに上げられてから、吉原くんが「粋やがれ」と放ったとき、オタクは大歓喜の大絶叫だった。吉原くんがちょっと引いて笑っちゃうくらい。最近、平松シェフは粋やがれを起爆剤に使ってきやがる。けしからん。ありがたい。
今日のセトリにもOh Yeahがあり、うれしかった。この曲は大きい会場でたくさんの人に聞いて欲しいなと思う。先月、根性の拳では大号泣の中聞いたが、今日は前向きに笑顔で聞けた。今日のOh Yeahは今日のわたしに響く。

「ちょっと普段と違う雰囲気の、大人っぽい夏曲を僕ら持ってるんですよ」ということで、変わらないStoryをお出しされ、ヒヤャアアア!と声を上げてしまった。往年の曲だが、今こそ、彼らが大人になった今こそ歌ってキマる曲なのである。「浴衣で花火が見たい」と言って「そんな恥ずかしいことできねえ」と断られるのが一期生オタクの「夏」なのである。何の話?

本イベントの目玉、OCEANSさんのバンド演奏によるアレンジメドレー。今年は生演奏ではなく事前に音源を録ってくれたものだったが、それでもうれしかった。去年聞いて大変気に入っていた。

どえりゃあJUMPアレンジの際、メンバーが内側を向いて顔を見合わせながら歌っていたのがよかった。愛しいな、と思って、涙が出た。今のボイメンが好きだな。もちろんずっと好きだけど、今、この瞬間のボイメンが好きだな、と感じた。

今回の開催にあたり、新しくヴーカをアレンジしてもらった。おしゃヴーカもまたよかった!エスニックが増されていた。おしゃれアレンジに浮足立ち、曲の入りをミスってしまった平松さんは「だ、だってセトリに『けんちゃん間違える』って書いてあったんだもん!」などと弁解していた。夜の部で完成版を聴いてくれと熱弁していた。ちなみに本田さんもミスってしまっていたが、「ほんちゃんのはセトリに書いてない」と捨て置かれた。厳しい世界である。

ピアノアレンジのコーナーでは、BMKがありがとうの音。、ボイメンがガッタンゴットンGOを披露。GGGの辻本さんの歌声が大変よかったので、平松さんもベタ褒めしていた。東海で一番自己顕示欲の強い男、辻本さんはニッコリうれしそうだった。

ライブの最後には夏曲カバーメドレー!クレイ勇輝さん選りすぐりの夏曲を、ボイメン・BMKそれぞれから2~4人ずつシャッフルで、あるいはオールスターで賑やかに繋いでいった。バックにキッズダンサーが登場し、華やかだった。UFOやヤングマンなど、定番の曲を持ち歌として持っているのはやっぱり強み。去年もそう思った。メドレーのラストにはクレイ勇輝さんが登場し、名曲LIFEを全員で熱唱した。この一体感がたまらないや。ステージ上のみんなが音楽を楽しんでるのが伝わってくるし、客席のわたしたちも自由に体を揺らしていた。良いライブだな。

ツーショを撮り、会場を出たところにあるカフェで昼食をとった。ついでにドリンクコインの引き換えも。

おむ。

頭痛は落ち着いていたが、ライブハウスの冷房ですっかり体が冷えており、温かいものを胃に入れたほうがいいなと思った。コールドドリンクばかりだったので、杉養蜂園でホットのはちみつドリンクを買った。ついでに家用のブルーベリーはちみつも買った。

メイカーズピアではこんな映え写真も撮れる。

夜の部、開演。
大筋の構成とアレンジコーナー、メドレー楽曲は同じだが、グループごとのライブパートのセトリが変わった。

BMKのおばけばけばけばけがっちゃ!の振り付け講座では、佐藤さんが「まさかの神対応!?チェキにしよ!!」という、アイドルオタク節全開の振り説明をしてくれた。他のメンバーが「(まさかの神対応ということは普段が塩の)辻本さんかな」など呟いていたのが拍車をかけ、会場は大ウケだった。

ボイメンのセトリにはぶちランがあった!オオーーーーー!!!!大喜び!昼の部に冷房で体が冷えたのを踏まえて、アップにしていた髪を下ろし、冷房を避けてポジション取りをしたのが裏目に出た。汗だくである!

世侍塾GOから始まったのもよかった。かっこいい。あとのアレンジメドレーにも帆があるが、通常の帆も聞けて2度おいしかった。ソーレ、YAMATOは昼夜共通で選ばれた。先述した通り、「多くの人間が通ってきた」からだろうか。アレンジメドレーへの繋ぎには昼と同様、変わらないStory。この曲があることで、「ボイメンによるボイメンらしいボイメンのための漢らしい楽曲」と「おしゃれアレンジメドレー」への転換が自然にグラデーションになっていた気がする。

夏メドレー、キッズダンサーが登場する楽曲が昼とは違った気がする。注視していたわけではないので自信はないが。わたしが立っていた場所の近くに、ダンサーの誰かのご両親が立っており、ステージに向かって手をブンブン振っていた姿が見れた。良い光景だな、と感じた。ボイメン、BMK、オタク、クレイ勇輝さん、OCEANSの皆さん、キッズダンサー、それら.すべての関係者。数々の人生が今ここで交錯している。

音楽を浴びに浴びたな。お腹いっぱい音楽を味わい尽くし、もう食べられないよ~ムニャムニャ状態だった。特典会で会った吉原くんも「つかれた…」と放心していた。しっかり出し切れたらしい。わたしも多幸感で笑顔ではあったが、足はガクガクだった。駆け抜けた!

外に出ると土砂降りだった。会場のスタッフさんが「傘などお忘れないよう~」と言ってくれていたが、この雨を見たら絶対に忘れないだろうな。近隣の店舗はほとんど閉店しており、悪天候で余計に暗くなった中、駅を目指した。

帰りのあおなみ線では、ホームドアの点検、車両の故障で合計8分の遅延に見舞われた。珍しいなと思った。あおなみ線は遅延しないイメージがある。

その他あれこれ

◆大おんがく祭!!の日記を書くにあたり、去年のCOLORZの日の日記を読み返した。今と比べてずいぶんと文があっさりしており、情報量が少なかった。1年でこんなに違うか、と驚いた。

◆「アクロイド殺し」読了。というか、聴了?最初はkindleで読んでいたが、途中で進みが悪くなり、audibleで聞き直した。なぜ読むに至ったかというと、ミステリの古典はものの例えに使われることがあり、ふいに重大なネタバレを踏むことになるから。しばらく前、詳細は省くが時事ネタで「鏡は横にひび割れて」がたとえに挙げられていた。履修済みだからよかったものの、未履修だったらつらいなと思った。なので、いつか読もうと思っていた古典をしらみつぶしに読んでいこうと決めた。

(以下ネタバレ含む)

なるほどなあ。最初から疑って読んで(聴いて)いたものの、真相は巧みに隠されていた。わたしもこの日記を書いているとき、自分にとって都合が悪いこと(と言っても、住まいや人間関係などの個人情報に関わることだが)は避けて記述している。そして、自分にとって大切なもの、熱が入るものについては、とりわけ記述が多くなる。手記とはそういうもの。それを忘れて「読者に対して公正に事件について語られているもの」だと思い込んでしまうと、この作品はアンフェアだと言われてしまうのかも。