ミモリアル

スーパー・ストロング・メルヘン・マシン

2/5-2/11 画面の向こうに生きた人間がいる、化石ハンター展、リリイベ豊洲

忙しい1週間だった。

1月もそうだった気がするが、2月は本当に忙しい。休日はほぼ出ずっぱりである。休日にこなせてない家事のしわ寄せが平日に来るので、また平日も忙しい。

日々の睡眠をきっちり確保し、元気に過ごしたい。

以下、今週の日記。


2024.02.05.mon

◆舌がヒリヒリする。荒れている。

◆新日本、後楽園。メインのJ5GvsLIJの団体戦が白熱した。勝ち抜き戦で、副将戦のDOUKIvsヒロムが時間切れ引き分けだったので、大将戦の上村vs辻が純粋な時間無制限1本勝負となった。気持ちいいほどにまっすぐなライバル対決。札幌のシングルは髪切りマッチになりそう。上村選手は「お前の髪なんてどうでもいいが、断る理由もない」と受け応えしていた。

◆ついにヴーカのMVのストーリーverが解禁された!


www.youtube.com

◆勇翔さんのお誕生日祝いに絵を描いた。

幸多き31歳を走れますように!

2024.02.06.tue

◆吉原くんのTwitch雑談。舞台の裏話や他キャストさんとの仲良し話など、ふんだんに聴けた。毎公演、相手の演技の変化や空気感に応じて演技を返していたらしく、我々は生のやりとりを観ていたんだなと思った。そこで生まれ、生きている物語。舞台は生もの。
鳳先輩の声量がバケモンだったことはコメント欄の総意だったが、本人は「そんなにぃ?!」と驚いていた。あんなにバチボコだったのに無自覚!笑

公演期間中、SNSで悲しい投稿を見てずっとモヤモヤしていたことがあった。現在進行形で日々戦っていた演者を、強く否定する投稿だった。今現在のツイッター(現X)は、おすすめタブのAIによってオタクの投稿が演者に筒抜けである。演者がエゴサしてるってわかった上で見える場所に書くのなら、なおさら悪い。それについて言及して、怒ってくれていた。彼の怒りは、演者を守りたい気持ちからの怒り。仲間の未来を守りたい気持ち、愛情からの怒り。原作や前作のファンが受け入れられない気持ちも理解した上で、仲間のために怒ってくれる人だった。

きっと配信に集まった吉原くんのファンも、スタミュの女さんたちも、同じように心を痛めてモヤモヤを抱えていたと思う。わたしもそう。悲しい気持ちをドロドロ煮詰めて、どこにも発散できずに悩んでいた。救われた。

ミューマギ2が決まってすぐの配信でも、原作ファンにとやかく言われて「2次元と3次元、別のものをつないで、舞台・ミュージカルとして届けるのが2.5次元の良さ」だと言ってくれた。今回も「アニメにはないものを、前作にはないものを新しく見せるのが本作」だと。おんなじものをやるならアニメでいいじゃん、前作でいいじゃん。新作でやる意味がない。舞台に立つ人として、エンタメの最前線で戦う人として、確かな芯を持って本作に挑んでくれた。この人を好きでいてよかった。もっと好きになった。

わたしは2.5次元はまだ2作目だけど、2次元のオタク、演者が実在する人間だという意識が薄いなって感じる。自分が生きている地続きの世界にいて、向こうからも自分の存在が見えるんだよ。「思ったことを正直に言えないのか」とか「きれいな言葉だけ並べなきゃいけないのか」とか「全肯定しなきゃいけないのか」とか、そんな話じゃない、誰でも見れるSNSに書くなって話。SNSに書くなら言葉とアプローチは選ぶべきだって話。画面の向こうに生きた人間がいるんだから。

2024.02.07.wed

◆昨日の吉原くんのTwitch配信の、4コマを描いた。晩ごはんを決めるだけで面白い男。

結局カレーを食べた男。

2024.02.08.thu

◆昨日は久しぶりにちゃんと眠くて、しっかり寝た。悩み事やらなんやらで寝付けない日が続いていたので、うれしかった。

◆全日本の若手興行が急遽Youtube無料配信されていたので、観た。キャリア10年以内の選手をフューチャーした大会だそう。ライジングHAYATO選手と青柳亮生選手のプロデュース興行だそうで、エンディングはふたりの挨拶でほっこりと締められていた。メインのカードは田村男児&田村ハヤトvsライジングHAYATO&ライジングATSUKI。伝説の田村vsハヤトvsHAYATOマッチのメンツだ!あれはGLEATでの試合だっただろうか。

◆吉原くんTwitch、バイオ配信。夜ごはんのカレーうどんを啜りながら攻略していく、斬新な配信だった。吉原くんのバイオはおもしろい。ずっと「痛ぁい!」と叫んでいるし、「ぱぁん!ぱぁん!」と軽快に敵を撃っていく。

2024.02.09.fri

◆昨日の吉原くんの配信でMBTI診断の話が出ていたので、わたしも調べてみた。仲介者らしい。感受性が豊かでクリエイティブだと書かれており、まあ大体そうだなという感想。ちなみに吉原くんは巨匠だったらしい。彼の生き方や仕事への姿勢を見ていると、まあそうかも、と思う。

2024.02.10.sat 化石ハンター展

◆高校時代の同級生と名古屋市科学館へ。化石ハンター展。
大人になるとなかなか予定を合わせるのが難しいので、うまく予定がハマってよかった。

地下鉄を降りて改札へ向かって歩いていると、数メートル先を歩いている後ろ姿に馴染みがあり、もしかして…?と思ったら大正解だった。向こうもホームで案内板を見ているわたしの後ろ姿を見て、「もしかして…?」と思っていたらしい。

科学館入口前に次回展示の「海~生命のみなもと展~」のポスターがあり、友達が「これ行きたい!」と食いついたのがうれしかった。わたしもホームページで告知を見たとき「行きたい!」となり、すでに手帳に会期をメモしてある。

左:入り口。右:アンドリュース。

化石ハンター展という名前だけで来たので前情報を入れてなかったが、ロイ・チャップマン・アンドリュースという学者の功績を辿る展示だった。彼は哺乳類の研究をしていく過程で化石をじゃんじゃん発掘していった=化石ハンターだったそうで、その冒険を追うのが本展示。ロイ・チャップマン・アンドリュース展ともいえる。

アンドリュース展を1時間ほどで巡り、時間に余裕があったため常設展示を回った。身体を動かす体験型展示のコーナーに「ポーズをとってみよう」というものがある。見本を見ながらポーズをとり、数秒静止できるかというゲーム。大人なので見栄を張って一番難しいレベルに挑んだら、中腰やら片足やら、足腰に効くポーズばかりで痛い目を見た。視線を感じて振り返ったら、2人の男の子を連れたお母さんが笑ってくれていた。

併設のカフェで食事。科学館に来ると毎度ここのカレーうどんを食べてしまう。海老天カレーうどん。年々健康体になり食事量が増え、今回はついにW海老天にトライした。

W海老天カレーうどん。

2024.02.11.sun リリイベ@ららぽーと豊洲

◆新幹線に飛び乗り、えんやこら。本日はヴーカリリイベのため豊洲へ。
健康状態に難があり、簡単に遠征ができなかった過去を思うと、今「行きたいから行く!」と名古屋を飛び出せることが本当にうれしい。また車内で少し泣いてしまった。

東京駅から有楽町駅まで歩き、地下鉄で豊洲を目指した。行くぞ!となれたのは、このアクセスの良さ。ららぽーと豊洲は駅直結なのでそれも良い。

会場であるシーサイドデッキに着いたのは12時前だった。物販は長蛇の列!人がたくさんいるのがうれしかった。しかしそこから20分、列が微動だにせず、物販が円滑に行われていないことに気づいた。ライブの時間も差し迫り、お腹に何か入れたくてやむなく物販列を離脱。今日のわたしの目的は1ヴーカでも多く踊ること。ライブを優先した動きをするべき。

優先エリア入場が終わったころ、別件で東京に来ていた友達が駆けつけてくれたので合流した。皆、名古屋から来ている。東京で大集合していることにお互い驚いて笑っていた。

1部。優先エリア後ろの階段の、だいぶ前方で見れた。たくさんの人がライブに参加できたほうがいいので、どんどん前へ詰めたほうがいい。

セトリ:YAMATO、ニュチャレ、ヴーカ、ヴーカ(撮可/Short)、BMCA

BMCAは客降りだった。ハイタッチには吉原くんと、平松さんが来てくれた。田村さんが2階にいるお客さんにハイタッチしようと大ジャンプをしていたり、バク転をしようとする素振りを見せてお客さんに心配をかけていたり(しませんよ~とおちゃめなポーズを取っていた)、屋外フリーライブをのびのびと楽しんでいた。

◆お昼ごはん。
今度こそ物販に行こうと思ったが、とんでもなく並んでいたので断念した。2部を戦うためにエネルギーを入れるべき。元気いっぱい踊ったので、お腹はぺこぺこだった。

大人のお子様ランチ(ハーフサイズ)!

『100本のスプーン』というお店でランチを食べた。ほとんどのメインディッシュにハーフサイズが用意されており、子が大人と同じメニューを楽しめるようにと考えられているそう。少食派にもありがたい。友達がハーフサイズのオムライスを食べていたが、まあまあの量あった。そもそも通常サイズが力士サイズなのかもしれない。

お子様ランチの中にあった、じゃがいもとさつまいものフライが美味しかった。サイドメニューにもあったので、追加を頼んだ。「ポテトブラザーズ」という名前も最高。

◆2部。友達が別件で離脱したので、ひとりで挑んだ。物販に並んでみたが1歩も動かず、ライブが始まりそうだったのでやむなく列を離れた。絶対的にライブが優先。わたしが何をしに豊洲まで来たかって、1ヴーカでも多く踊るためだから。今回のリリイベのスローガンは『1ヴーカでも多く踊る』。

セトリ:進化、帆、ヴーカ、ヴーカ(撮可/Short)、チャンフォ

昼食中に友達と話していたセトリの願望がすべて叶った。家族連れが来れるから進化、シーサイドデッキだから帆。最後はやっぱりチャンフォがいいねって。出戻り組が多いことも踏まえて、素晴らしい選曲だった。

2部のライブを終え、いざ物販へ…と思ったが、自分自身の電池が切れそうだった。2部のマル秘ポーズが面白かったし撮りたかったけど、断念して帰路についた。わたしには明日のシアター公演がある。それに備えよう。新しくボイメンを気になってくれた人、久しぶりに来てくれた人たちが無事に撮れてるといいな。

◆帰り道、久々に紙の本を買った。クローズドサークルもので、最近映画化された作品。うっかりネタバレを受ける前に読んでしまいたかった。東野作品がkindleに入ることはまずない1ので、諦めて紙を買うしかなかった。帰りの新幹線で少し読んだけど、紙の本はやっぱりわたしには合わない。ページをめくるたびに集中力が削がれる。

その他あれこれ

◆使い捨てのアカウントで安全圏から「お気持ち」を言い逃げする文化が嫌で、このブログを立ち上げたと言ってもいい。日常を書き留めているのは、一個人として責任を持ちたいから。


  1. コロナ禍に7作品の電子版が特別解禁されたが、著者本人が「最初で最後かも」と謳っている。