ミモリアル

スーパー・ストロング・メルヘン・マシン

2/12-2/18 MEN、紙の本、地下迷宮、吉原ソロ~永遠ステージ~

先週に続き、ライブにお出かけに、楽しく過ごした。

今週は1枚しか絵を描いていないが、あまり時間が取れなかった中で満足のいくものが描けたので、自分を褒めてあげたい。

以下、今週の日記。


2024.02.12.mon MEN

◆ボイメンの月次シアター公演。「MEN」。
先月の月次公演のタイトルが「ボーイズ」であり、今回はそれに続く「MEN」である。「ボーイズ」ではインディーズ時代の楽曲を中心に、「MEN」ではメジャー時代の楽曲を中心に、BOYS AND MENの軌跡を辿る前後編の公演となった。前回「ボーイズ」はスタミュミュ公演中だったため吉原くんもわたしも欠席、今回「MEN」からの合流となった。

今回の公演、ノンストップ9曲ぶっ続けメドレーが軸に据えられていた。9曲メドレーは「究極」メドレーとかけてるんだろうか。勇翔さん曰く「前回は10曲連続だったけど、インディーズ時代のは簡単な振りが多かったからなんとかなった。今回の9曲のほうがしんどい」そう。彼らの技量が上がるにつれ、歌もダンスも難易度が上がっている。しかも、メジャー時代になるとグループの色も「漢気!根性!」に収束されていき、ガッツでハードな曲が多くなっている。セトリを考えた平松さん本人が「やりたくない!」と口を滑らせてしまった始末。

この9曲メドレー、確かにセトリだけ見ると最高で、思いついてしまったらやらずにはいられないと思う。まえのめりやDTG、サムライチョップなどのパワー系をベースに、サワディ音頭とZOKKONがスパイスを効かせ、炎天下で締められていた。こちらも夢中だったため細かい順番などは覚えていないが、がむしゃら、世侍塾GO、ドドスコバンバンバンイエーがあったはず。本当に最高のブチ上げセトリだった。ただ、やる側はしんどい。間違いなく。ついていく我々もハードだった。

ようやく一息ということで、「最近の勇翔クイズ」というコーナーが挟まれた。もうじき卒業される勇翔さんが出題する、最近の勇翔さんに関するクイズ。こう見えてわたしは勇翔検定7級1を取得しているのだが、初手の「愛車の型式」で早速振り落とされてしまった。「冷蔵庫に常備しているもの」と「映画『ペルセポネーの泪』で演じた役名」は当たったので、7級なりきの成績になった。

ライブパートの再開は、Oh Yeahで始まった。コロナ禍にリリースされたこの曲は、ずっと苦しさと寂しさの色を持っていたけど、最近になって希望の歌だと感じられるようになった。
続く曲は、あなたに出逢えたこと。ここまでずっとペンライトを握りしめ、メンバーと魂をぶつけ合ってきたけど、このたった1曲だけ、わたしはペンライトを、両腕を下ろした。この曲はメンバーからわたしたちファンへの、感謝の気持ちをのせる曲。全身全霊で受け取りたい、って思った。

最後の曲は帆上げだった。途中のセリフパートで、本田さんと勇翔さんのやり取りを聞きながら、ああ、ここもうすぐ聞けなくなっちゃうんだ、と思った。そしたらもう、耐えられなくなってしまった。ここのパートは勝さんの卒業によって役割が継がれたもので、継がれた当時も寂しかったけど。変わってしまう。船に乗っている人間の数も。
あと1ヶ月しかない。1つ1つを噛みしめて過ごしたい。

特典会では、とっさに「楽しい!!!」と言ってしまった。「楽しかった」じゃなくて、「楽しい」。ずっと楽しいんだ。ボイメンの日も、舞台の日も、配信でしか会えない日も、吉原くんと過ごす日々がずっと楽しい。

マル秘ポーズは、炎天下サビのポーズ。勇翔さんの発案。オタクを蹴ってしまわないように、足は控えめだった。

FENTチーズケーキを買った。おまけのステッカーは平松さんだった。

◆帰り道、ふいに見上げたら星空がきれいだった。わりと都会なのに星がたくさん見えた。オリオン座だけわかった。

2024.02.13.tue

◆昨日のファンタスティカマニア開幕戦を観た。石森選手の遠い親戚にだという、ボンソルJr選手が素晴らしい。こんな選手を隠していたのか!
今シリーズ、エチセロ先生のテクニックをたっぷり堪能できると思うと、もうどうにかなりそう。

◆バレンタイン絵の作業。今から線画なのだ。これ明日に仕上がるか?

2024.02.14.wed

◆双子のインスタライブ。丸山さんが「早く東京に来なよ!」勧誘しており、吉原くんが生返事しているのが面白かった。チャンスがあれば一晩でも名古屋に帰ってくる男が、東京行きに乗り気なわけがないのだ。

◆バレンタイン絵が完成した!14日中に間に合ってよかった。危うく「2月14日44時です!」と言ってお出しするところだった。

🍡💚🌟
途中、レイヤー上限に達してしまい、詰んだかと思った。データを複製し、大丈夫そうなレイヤーを統合して作業を続けた。普段のっぺりしたバケツ塗りイラストばっかり描いているのは、レイヤー数の事情もあったりする。

2024.02.15.thu

◆紙の本を読んでいる。苦しい。学生の頃、「読書ってしんどいもんなんだ」と思いながら読んでいた記憶がよみがえる。ページをめくるたびに集中力が削がれるし、しおりを挟んでいようとも、どこまで読んだかわからなくなる。電子ではそんなことはない。電子にしてから、「読書って楽しいんだ」と夢中で読めたのが本当にうれしかった。完全に相性の問題。苦しいから早く読み終わりたい。

2024.02.16.fri

◆ファンタスティカマニア、名古屋大会。
今シリーズ、ワトさんのピンチヒッターとしてMUSASHI選手が駆けつけてくれているが、あまりに馴染んでいてびっくりしている。お祭りで多種多様な選手がいるから、というのもあるだろうが、それにしたって馴染んでいる。  

2024.02.17.sat

◆名古屋の地下鉄を使った謎解きゲーム、「地下迷宮の謎」に参加。途中でおいしいものを食べたけど、謎解きの導線のお店なので公開できないのが悔しい。わりと序盤で大きく躓き、1時間ほど同じ場所でウンウンうなっていたので、最終関門に辿り着くのにかなりの時間を要した。18時時点、冊子の謎を解き終わり、webに解答を入力すると「ここから先はハード問題だよ!」と言われ、白目をむいた。まだあるんか。わたしは18時半からのプロレス中継に間に合うように帰りたかったので、残念ながら離脱することになった。残りを友達に託した。
公式サイトには「所要時間4~5時間」と書いてあるが、我々は10時集合で、1時間躓いたことを考慮しても18時に解き終えることができなかった。お茶の時間を差し引いても、明らかに時間が足りない。過去に解いた地下迷宮はここまでのボリュームはなかった。

◆第一試合に無事に間に合った!今日はスターダムから黒虎怪童が参戦するため、どうしてもリアタイがよかった。入場時にデスペさんがついてくれており、安心。

2024.02.18.sun 吉原ソロライブ~永遠ステージ~

◆昨日は1日歩き回っていたせいか疲労困憊、泥のように眠った。今日預けるファンレターがまだ仕上がっておらず、朝からその作業に没頭した。

◆吉原くんソロライブ。

シアターで歌うタイプのソロイベントはバースデー以来で、7ヶ月ぶり。サブタイトル付きの定例のソロライブで数えるなら、なんと9ヶ月ぶりだった。ありがたいことに、この9ヶ月は舞台に韓国にボイメンに忙しくされており、それぞれその都度の彼を楽しませてもらっていた。特に最近は鳳先輩としての歌を聴くことが多かったため、純度100%の吉原くんの歌声を聴けるのがうれしかった。飢えに飢えていた。

永遠ステージの名を冠する本公演は、「Hey Boys!」の第一声で始まった。思わずどこから出てくるのかキョロキョロしてしまったが、シアターのカメラでは客席を抜けないため、普通にステージの袖から登場した。(普通にとは?)
俺こそミュージックで華々しく開演。ライブハウスなので鳳先輩のようなド派手な大立ち回りはできないが、下手へ、上手へ、客席へその輝きを降らせてくれた。

我ら、綾薙学園華桜会を一人で歌ってくれた!
それにあたり、なんと客席が「ご登校ダァ!!!」のセリフを任された。演技指導付きで。この「ご登校ダァ!!!」の出来次第によって吉原くんは登場するか否かを測った。
本編中では歌えなかった、だけど本人が一番好んで歌いたかった念願の歌詞、「サティスファイ!」をついに実現!うれしそうな顔ったら!念願が叶い満足してしまったようで、少し歌詞がゴチャついてしまったらしい。こちらも夢のサティスファイが聴けて満足してしまい、歌詞のことにまで頭が回っていなかった。

伊織くんのエピソードを混ぜたのち、天下の花。これがすごく吉原くんに合っていた。義経千本桜を経ていたから尚更似合っていたのかもしれない。歌唱後、吉原くんがタブレット端末で配信のコメント欄を見ると、照明も併せて褒められていた。
スタミュミュカバーのラストはStand by Dreams。あの眩しい公演が蘇るような、だけど役ではなく吉原くん自身の歌声で。

質問コーナー。開演前に観客から募集した質問を箱からランダムに取り出し、答えていくもの。質問を受けてトークを展開していく。話の中で、憧れの存在として、ミューマギ2に出られていた廣瀬(友祐)さんの名前が出た。あの人は本当にすごい人だった。地に足ついた、生身の、すごい大人。ここ数年舞台のお仕事が増え、このジャンルの「すごい大人」に出会える機会に恵まれている。それは彼が業界を歩んでいく中でも大切な出会いだと思うし、わたしにとっても良い刺激であった。

ソロ曲、fictionモノローグを続けて披露。シアターの照明の巧みさも相まって、一人芝居に没入するような時間だった。吉原くんが歌い出すと、会場の温度も湿度も変わる。fictionは、雨に濡れたコンクリートのにおいがする。モノローグでは、ツンと鼻を刺すような冷えた空気を感じた。眠れないまま空が白んだときのよう。
わたしはSHAKEに行けてないので、モノローグを生で聴けるのは初めてだった。音源で聴くより、遥かにつらかった。吉原くんの歌声に、指先に、潤む瞳に揺さぶられた。心の中、そっと鍵をかけていた部分が開いてしまったみたいに、涙が出た。歌を聴いてるだけじゃない、これは体験。

最後の1曲はレディバイだった。ALL雅斗コール!客席を立たせ、思いっきり名前を呼ばせてくれた。さっきまで両目に涙を溜めていたのに、笑顔でペンライトを振っていた。スタミュミュカバーも、ソロ曲も素晴らしかった。だけど締めにレディバイを選んでくれたのが本当にうれしかった。彼はファンからの愛をいっぱい浴びて、そのままステージをはけていった。

終演時、隣に座っていた全く面識のない人と、「楽しかったですね~!」と言い合えたのがうれしかった。

◆吉原くんTwitch。ライブ中に読み切れなかった質問の紙を持ち帰り、配信で答えてくれる会だった。ステージ上では「インスタライブとかで~」と言っていたが、「Twitchのほうが深いファンの人が多いでしょ」ということでTwitchになったそうな。わたし自身もTwitchのほうが居心地がよいので助かる。
わたしが入れた質問の答えも聞けた。最近言われた中で一番うれしかった言葉は、スタミュミュ公演中に言われた「歌声でステラボール壊れそう」だったそう。

「これからボイメンファンを始めるにあたり、心構えなどはあるか」といった主旨の質問に「適応する心…」と答えていた。要するに、時間通りに進まなかったり、出演メンバーが変わったり、スケジュールが早く出なかったり、そういった運営に適応できるだけの順応性と心の余裕。そして、特典会で吉原くんが一言も喋らない日があっても「喉を温存しているだけなんだ」とわかってもらえれば、ここでやっていける。運営の不手際も、吉原くんの言葉数が少ないのも、冷たい気持ちから生じているものではない。


  1. 2023.06.24本田勇翔ツーマン「同級生の夜遊び」にて取得。