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【ボイメン】23/03/11東海3県ツアー愛知

ガイシの思い出なんて美しくて、かけがえなくて、不可侵なものなんだけど、それを踏まえた上で軽々と飛び越えて新たな景色を見せてくれた。

長く応援しているファンとして、こんなに幸せなことってないな。

 

2023.03.11.sat @Zepp Nagoya

BOYS AND MEN東海3県ツアー 2023 -超地元 大バンザイ!!!!!!-

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手羽先がかわいい

 

行ってきましたZepp Nagoya

2015.2.28ガイシホール公演のリバイバル

ボイメン騎士でオタクになり、ガイシを経験して、今もなおずっとオタクであり続けている人間の個人の感想です。

詳細なレポではないので、悪しからず。

 

 

 

実はわたし2階席希望で、一般先着まで戦って2階席を勝ち取ることができなかったんだけど、友達の1階スタンディング3連に本ッッッ当にたまたま1枠空きができて、ご一緒させてもらうことになった。
3人の中でわたしが一番新規なくらいの、古3連番。こんなに心強いことはない。

 

わたしはスタンディングで倒れることに定評がある(あったらダメだろ)ので、後方でもいいからとにかくバーを掴ませてもらった。
記憶の中のZepp Nagoyaは、もっとすし詰めで、立ってるだけでやっと、みたいな、扉の前から進めない、中に入れない、みたいな苦しい場所だったけど、今回はそんなことなかった。
本来はこのくらいが、人間を収容するのに適切な量だったのでは?
Zeppのキャパシティ表示、考え直したほうがいいかも。

 

開演。

レディバイのインストが流れ始めて、たちまち場内は一体になって「ほ~~~んでぃ!ほ~~~~んでぃ!!」とコールをし始める。
後のMCでつじたむが「俺ら呼ばれんやん…」ってなっててごめんとなったんだけど、そもそもここでオタクにコールを入れてもらう目論見ではなかっただろうし、自然発生的にコールが起こったことがもうライブの醍醐味のド真ん中で、いいよね。
あとで冷静になってみて「ああ、そういえばあの日のイントロもレディバイだったんだ」と思い出した。

 

ライブ前に友達とお茶しながら「ウィネバで始まったら泣くね」って笑ってたら、本当にウィネバから始まるんだもんな。悲鳴を上げながら泣いてしまったね。
そこからJOY、エンスカ、常夏…わたしたちにとっての「懐メロ」、「あの頃」の楽曲とともに、「あの頃」の思い出が津波のように押し寄せてきて、汗と涙とでグチャグチャになりながら、笑ってるのか泣いてるのかわからない悲鳴ばかり上げてた。

 

あのね、Huluの配信でライブ前の吉原くんが「ボイメンのことずっと好きな人ほどマイナーな曲が好きだったりする」って言ってて、それについての当事者的な解説をしたいんですけど、わたしたちはただマイナーな曲が好きなわけじゃないんですよね。

「あの頃」って今みたいにいっぱい楽曲があるわけじゃなくて、少ない楽曲で回してるから真夏にチョコプリとか普通にやってて、1曲1曲が抱えてる思い出の数が多い。
「ガイシ1万人ライブ」という1つの大きな頂に向けて、メンバーもオタクも駆けずり回った約1年だった。
思い出と一緒にガイシまで連れてきた楽曲たちだから、愛しい。

 

そして今、ガイシの延長線上にいる彼らが変わらず「ボイメン」を背負い、今の彼らで歌い続けてくれる。
変わったこともたくさんあるけど、変わらないままでいてくれることが、こんなにもうれしい。

 

同じ曲を歌い続けてくれるおかげで、彼らを定点観測することもできる。
あの頃のCandorの儚さと優しい光は思い出の中でもひときわ美しくて。
当時にしか出せない平松さんの声に、当時にしかないメンバーの空気感、当時にしか感じられないわたしの気持ち。
それらを大事に宝箱にしまった上で、迎えた2023年のCandorは力強くて眩しかった。
こんなに強い光になったんだなあ。
あの日と同じ曲を演じてる彼らは、あの日よりずっとずっと大きな胸を貸してくれている。

 

だけど思い出に浸るばかりでは居させてくれないのが「今」を生きる彼らの強さ。  
アンコール明けの僕スマは、今までの彼らには出せなかった色のパフォーマンスで魅せてくれて、今一度最新の彼らに惚れ直させてくれた。
(平静を装って今これ書いてるけど、僕スマ初披露に興奮して終演後に僕のスマートフォン地面に落として壊しそうだった)

 

超FINE!!!は最新のシングルだけど、すでに深い思い入れを持つ曲になってる。
「何回だってオレら夢をみよう」と言う歌詞は、彼らだからこそ強い説得力を持つ。
楽しい思い出はもちろんだけど、悲しい悔しい思い出もたくさん抱えてここまで来た。
悔しい顔をたくさん見てきた。
でも今日の彼らは笑ってるんだよね。
そしてわたしも。

 

未だにソーレの間奏で息が詰まってしまうし、何もコールできない。急に引き戻される感覚がある。今はまだ。
でもまたいつか乗り越えて行けちゃうんだろうなあ。彼らとなら。

 

 

 

おまけ

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アクリルキーホルダーゆとりカラーで買ったら、ランダムトレカもゆとりだった!

わ〜いわ〜い!