ミモリアル

スーパー・ストロング・メルヘン・マシン

【ボイメン】23/04/01 東海3県ツアー岐阜

配信無しの客降り有りで、久々に目の前にいるファンとのコミュニケーションに全集中できてる感じがした。

ボイメンの良さの最たるものを味わってしまった。

 

2023.04.01.sat @岐阜市民会館

BOYS AND MEN東海3県ツアー 2023 -超地元 大バンザイ!!!!!!-

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1人参戦の予定で単番でチケットを買ってたんだけど、当日までの2日間に2人「行くことにした〜!」って別々で連絡が来て全員単番で入ってる謎現象が発生。

オタク、ギリギリでも飛んでくる生き物。

 

 

 

今回は事前特典会が花柄衣装とのことで、さすがに頑張って起きた。絶対断固花柄と撮る!と強い意志を持ってアラーム音は僕スマにした。起きた。

 

ネタバレしたくないのでリハは参加せず、一旦会場を離脱。
ただでさえ武道館を体感した身、ネタバレも何もあったもんじゃないけど、できれば新鮮な悲鳴を上げたいのでね。
友達と待ち合わせをして、開場時間まで近くの柳ケ瀬商店街を満喫した。
その日はお祭りがあり、大通りではお神輿も見ることができた。
(人混みのモザイク処理が大変なので写真は割愛)

 

開場時間になり、ロビーでチラシ配りをしているBMKを背に、いちご大福を口の中に放り込んだ。
このいちご大福は友達の友達が「さっき商店街でいろいろ買ったの!」と言ってくれたもの。おいしかった。

 

今回の席はS席の後ろのほうではあるけど、段差のおかげでほどよくステージ上の彼らの目線の高さ。大変見やすい!視界も良好。

 

さて、開演。

 

ここで驚いたのが、overture。
武道館の当時、10から始まるカウントダウンと、Yankee5、誠のメンバーが順番に紹介される映像が流れたのだけれど、今回もそれをそっくりそのまま流した。

………映像なしで!笑

そりゃそうである。今回のツアーの舞台装飾はメンバーカラーと名前が入った垂れ幕6本のみ。映像を映し出すビジョンは無い。
だから、初見の人には何が何やらわけわからない状態である。
こちらも記憶の中の映像を脳内で思い浮かべながら、当時と同じようにカウントダウンを叫ぶしかない。
推しの紹介映像のタイミングまでは計れないので(まあ一番最後ではあるのだけど)、「MAKOTO~~!」という音声が流れたあとしばらくグルケチャしてた。
もうこの時点で十分おもしろくて、声出して笑ってた。

 

最初に来るのはわかってたけど、やっぱり歌舞いての傘の演出は美しいな。
「来た」って思った。「武道館に来た」んだって。
このあと中盤の柱となる忍者も控えているけど、武道館の顔はやっぱり歌舞いてなんだと思ってる。

 

この日のムチューマン、吉原くん足元ふわっふわで、マイクスタンドが届くギリギリの可動域で踊ってて、「この曲ってこんなにゴキゲンで踊れる曲なんだ」と思ってうれしくなった。
ムチューマンが抱えている悲しさと悔しさの思い出なんて、もうとっくに飛び越えて、新しい色を持っていると思ってもいいのかな。
いいよね、きっと。

 

わたし、One for Allがこんなに重さを持つなんて、想像もしてなかった。
この曲が生まれた当時にこの曲が含んでいた過去・現在・未来は、「今」すべて過去になり、その過去にわたしはいた。
わたしが彼らを追い始めたのは冠番組ができてからだから、「おんボロのラジカセも稽古場所もなかったことも」を実体験として知らなくて、半分フィクションみたいな感覚があった。
わたしは、この歌の「みんな」になったんだ。
きっとリリース当時だってわたしは「みんな」に含まれていたんだけど、自分が彼らの物語の中に立っている、立ち続けてきたことを、この日自覚した。

今になって聴く社歌…パワドリも、初めて聴いた頃の比にならないほど解像度が高くなった。こんなに濃い曲だったんだ。
いつまでも一緒にいたい。
いつまでも彼らのきらきらと輝く瞳を見たいし、そんな彼らに夢を見続けていたい。

 

炎・天下奪取、大好きな大好きな1曲なんだけど、この曲って会場の大小・時季を問わずたくさんやってくれてるな、ってこのツアーで気づいた。
YAMATOみたいに大きな成果を上げたわけでもないし、進化理論みたく子供から大人まで愛されたわけでもないけど、実は一番「ボイメン」の代表曲だと思う。
底抜けの明るさ、名古屋の暑さにも負けぬ熱さ、次の曲へ残す余力を一切考えていないパフォーマンスぶり。
わたし、炎天下の最後サビで端っこから全力ダッシュしてくる吉原くんが大好きで、あれを見るだけで壊れたみたいにケタケタ笑ってしまう。
頭の中からっぽにして、なりふり構わず笑っていられる曲。
この曲を浴びている時間が大好き。

 

この日のアンコールのC&Fでは、客降りが復活した。
ハイタッチではなく、メンバーが客席通路を歩いて(あるいは走って)近くまで来てくれるもの。
わたしの席は通路側だったため、メンバーが通ってゆくのを近くで見ることができた。
水色のペンライトを2本握ったお子さんに爆レスをして、ペンライトを1本黄色に変えて去っていった平松さんを見かけたときは、イケメンすぎて声にならない悲鳴が出た。
吉原くんも近くを通ってくれて、ニコニコと両手を振ってくれる姿に胸が温かくなった。
どれくらいぶりだろう、このコミュニケーションは。
こうして目の前にいるお客さんとじっくりコミュニケーションを取り、楽しい時間と気持ちを共有することが、ボイメンのライブらしさだなって感じた。
接触がなきゃ、客降りがなきゃダメなんてことはなく、「らしさ」なんだ。
昼間に商店街で見たお神輿のような、すぐそばで間近で感じて、一緒になって楽しむような。
ボイメンは移動式のお祭りのような存在なんだ。

 

ボイメンを応援してると(特に本田さんあたりが)よく「ストロングスタイル」の言葉を使っていて、岐阜公演直後のツイッターでも本田さんがそう表現している。
プロレスオタクのわたしから見ても、ボイメンって「ストロングスタイル」なんだよなあ。

プロレス用語で「飾りだてせず、自身の力のみで勝負する」スタイルのことを言うんだけど、今回のツアーの舞台装飾はメンバーカラーの垂れ幕が6本ぶら下がってるだけ。本人たちの力量と、裏方さんの手腕で魅せていく。
そんなこと、一朝一夕でできやしない。彼らの確かな歩みの上に、努力と経験の上に成り立っている。
彼らには身一つで勝負できる力があるんだ。
どこでだって戦えるし、どこまでだって行ける。

 

 

おまけ

 

関西から飛んできた友達と合流して、お茶。

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柳ケ瀬商店街のサロンドマルイチさん。

ムレスナティーが飲める!最高!

 

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商店街でおだんご!